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パブ・ロックのオススメ盤
ライヴ編
まぁ「パブ・ロック」ってジャンルといっても、特定の音楽スタイルではないので
R&Bあり、ロックあり、ポップあり、カントリーあり、レゲエありとなんでもござれ。
一般的には70年代中期頃のパンク前夜に活動していたバンドですが、
60年代で大活躍してても、すっかり人気が下降。
それでも再結成を繰り返したりしながら地道にパブでプレイしている、
元大御所バンドもパブ・ロックとして認識されたりする。
とにかくイギリスのパブってのは、
日本の(女性に酒ついでもらって、おしゃべりして、カラオケ・・・というの)とは
違うコトはご承知の通り。
お酒も飲めて、美味くて安い食事もできて、しかもご近所の憩いの場と化し、
しかもすんばらしーライヴも聴けるという優れものである。
そんな所でライヴやるんで、当然盛り上がるし、アーティストも手を抜けばブーイングの嵐。
客に鍛えられ、さらに磨きをかけて趣向をこらし職人となっていく
そんな所なのである。ぜひご体験を!
ということで、パブロック・バンドというのは国民の為の鍛えぬかれた良質のバンドなのだ。
そんなパブロック・バンドの真価発揮のお勧めライヴ・アルバムを紹介します。
個人的な趣味を反映してビート系のバンドが多いですが・・・
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THE LONDON R&B SESSIONS / VARIOUS ARTIST やっぱこれが決定盤ライヴだな。 ロック、R&B、ブルース系のバンドばかりを集めたオムニバス盤。 この感じ、この雰囲気。そして最高のパフォーマンス。 これぞパブロック、すべてのバンドがカッコよすぎです! まずはこれからでしょう! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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HOPE & ANCHOR FRONT ROW FESTIVAL / VARIOUS ARTIST こちらもHOPE & ANCHORというパブでの1977年のライヴ・オムニバス盤。 パブロックから後のパンク・バンドまでが激突。 当時の雰囲気がプンプンと匂ってきます。 このサウンドのゴチャマゼ感覚もパブロックそのもの。 残念ながら未CD化。 >> BEAT-NETレビュー詳細 |
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STUPIDITY / DR.FEELGOOD ドクター・フィールグッドの(パブではないけど)サイコーなライヴ盤。 しかも全英No.1というパブ・ロックの常識を超えた恐るべし1枚。 これぞバンドという真のライヴが味わえます。 あまりにもカッコよし。 とにかく聴くべし、聴くべし! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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CALL IT WHAT YOU WANT / WILKO JOHNSON パブ・ロッカーのライヴならこの人は絶対ハズせません。 ご存知、元ドクター・フィールグッドのギターリスト、ウィルコ・ジョンソン。 このアルバムは正確にはライヴ盤ではないけれど、 黄金トリオでのとんでないライヴが聴ける。 とにかく痺れるべし! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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OUT OF THEIR SKULLS PLUS / THE PIRATES ある意味オススメ、ある意味では入門者にはオススメできません。 なぜなら危険すぎます、このオッサン・トリオ。 復活パイレーツのひたすら特濃編集盤。 これもライヴ盤ではないけれど、恐るべしライヴを多数収録。 とにかくヤバイ! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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BOOGIE ON THE STREET AGAIN / LEW LEWIS パブロック界、驚異の男ルー・ルイス。 これはBBCでのライヴだけど、その抜群のカッコよさは奇跡的。 そのロッキン・ハープで腰はズタズタに砕かれるのだ! とにっかくモノスゲー! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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CRUEL TO BE KIND / BRINSLEY SCHWARZ ブリンズリー・シュウォーツのBBC録音ライヴ。 意外や意外に骨のある腰の入ったビートを聴かせてくれる。 さすがに一味も二味も違うプレイ。 鍛えられ方が違いますな! ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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THE HEAT OF THE NIGHT / THE INMATES どうだ、これがパブ・バンドだ。 鍛えに鍛えられたバンドから繰り出される、腰にズンズンくるビート、 小細工なしで味で勝負よ、味で! ジワリとキマスぜ! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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LIVE AT THE MARQUEE / NINE BELOW ZERO デヴュー・アルバムにして、マーキー・クラブでのライヴ。 もうこれだけでもビビビっとくるが、 そのサウンドがウマイ、ハヤイ、ニクイの3拍子。 モッドな味も! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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LIVE! / THE BISHOPS 荒っぽい演奏だけど、この安定感はさすが! 数多くのライヴで鍛えられたパワーはダテじゃない。 ダルさ無し、小細工無し! 味もあります! >> BEAT-NETレビュー詳細 |
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STIFFS LIVE / VARIOUS ARTIST パブ・ロックといえば、やっぱりスティッフ・レーベル。 そのスティッフ・アーティストが大集合! 内容もすごいが、アーティストの顔もすごスギ。 どうだ、まいったか! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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SPEEDING THRU EUROPE / DR.FEELGOOD ドクター・フィールグッドのライヴ・アルバム。 バンド名は同じでも「STUPIDITY」とはメンバーがすべて違う。 だけど恐るべしカッコよさは一緒なのだ! これもまたパブロック! >> BEAT-NETレビュー詳細 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
それにしても、さすがにマイナーなジャンルのため、全盛時のライヴ盤は少ない。
・・・というコトで、ビート派にはちとユルくて物足りないのですが
パブロック初期の希少なライヴ・オムニバス盤を紹介。
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GREASY TRUCKERS PARTY / VARIOUS ARTIST 1972年にロンドンのラウンドハウスで行なわれたライヴ・オムニバス盤。 LPレコードでは2枚組みですが、CDでは3枚組みにボリューム・アップ。 ブリンズリー・シュウォーツのライヴは楽しめます。 ⇒ Amazonで詳細を見る! |
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CHRISTMAS AT THE PATTI / VARIOUS ARTIST こちらも1972年に行なわれたライヴ・オムニバス盤。 レコードではEP2枚組みというものでしたが、CDでも2枚組みに。 デイヴ・エドモンズ、ダックス・デラックスあたりはうれしい。 ⇒ Amazonで詳細を見る! |